2012年10月11日 「インコタームズ2010と貿易実務」(東京)

 国際商業会議所(ICC)が作成し、国際売買における貿易条件として広く利用されているインコタームズの最新版は、2011年1月1日から「インコタームズ2010」として実施されています。
 そこで今回は、インコタームズ2000の作成に作業部会委員として参画し、今回の改訂に当っても、ICC日本委員会の検討委員会で日本側意見の取りまとめに尽力された新堀聰氏を講師にお招きし、インコタームズ2010の全体像、インコタームズ2000との比較と主な変更点並びにウィーン売買条約との関係など実務家にとっての必須知識を中心に、新しいインコタームズの全貌を分かり易く解説します。
 インコタームズは、今や世界の貿易実務家にとって、必須の国際規則となっています。最新の知識を吸収していただくため、本セミナーへのご参加をお勧めいたします。

◆ 日 時  2012年10月11日(木) 13:30〜16:30
◆ 会 場  「四季交楽 然」ロイヤルルーム(千代田区神田錦町3−13 竹橋安田ビル9階)
◆ 講 師  公益財団法人三井物産貿易奨励会 理事・商学博士 新堀 聰 氏
◆ 受講料  会員 10,000円  非会員 16,000円 (各1名に付、テキスト代及び消費税含)
         お申し込み後のキャンセルはできません。なお、代理出席は可能です。
◆ 定 員  60名(先着順)

◆ プログラム
13:30〜16:30
(1)インコタームズ2010  
 1)インコタームズ2010の誕生
 2)インコタームズ2010の構成
 3)インコタームズ2010の構造
 4)インコタームズ2000からの主な変更点
  ①「本船の手すり」の削除
  ②「連続売買」への言及
  ③持込渡条件の集約(DAF/DES/DEQ/DDUの廃止とDAT/DAPの新規導入)
  ④ターミナル・ハンドリング・チャージへの言及
  ⑤海上および内陸水路輸送のための規則を第二のクラスに分類して、船舶にしか使え
   ないことを強調
  ⑥国内取引にも使用できることを公式に認めている
  ⑦「取引条件(trade term)」または「条件(term)」と「規則(rule)」を使い分けている
 5)インコタームズ2010の11規則の概要
   EXW/FCA/CPT/CIP/DAT/DAP/DDP/FAS/FOB/CFR/CIF
 6)航空貨物およびコンテナ貨物とFOB・CFR・CIF
  ① 航空貨物
  ② コンテナ貨物

(2)ウィーン売買条約との関係
 1) 2009年8月1日に日本について発効したウィーン売買条約
 2)インコタームズとウィーン売買条約の比較
 3)契約によるCISGの排除
  ① 当事者自治の原則と非強行的性格
  ② 明示的な排除
  ③ 黙示的な排除
  ④ 当事者が契約でインコタームズを採用するとCISGは排除されるか

質疑応答

■ 講師略歴
 新堀 聰(にいぼり さとし)
 1958年、東京大学法学部第1類(私法コース)卒業。三井物産に入社。
 米国三井物産ニューヨーク本店副社長兼鉄鋼第二課長、米国三井物産上級副社長兼サンフランシスコ支店長、調査部長、調査情報部長、三井物産貿易経済研究所代表取締役社長兼研究所長などを歴任。ニューヨーク在勤中の1975年ハーバード大学経営大学院(ビジネス・スクール)においてProgram for Management Development修了(PMD第30期)。1993年には、早稲田大学から商学博士の学位を授与された。
 1993年日本大学教授に就任、同大学商学部および大学院商学研究科において2004年6月まで貿易論を担当した。その後も2009年3月まで同大学院商学研究科において客員教授として貿易論を講じた。1998年には、国際商業会議所(ICC)取引条件作業部会委員(日本代表)として、パリで行われたインコタームズ2000の起草作業に参画した。
 現在は、1927年に三井物産の初代社長益田孝が設立した財団法人貿易奨励会(現 公益財団法人三井物産貿易奨励会)の理事として、海外からの留学生の支援活動を行なっている。日本商事仲裁協会理事。国際商取引学会顧問。

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