2012年10月18日 「リスク回避のための貿易取引契約の実務」(大阪)

 ビジネスのグローバル化に伴い、とくにアジア各国を中心として貿易取引をする機会が急増する一方、貿易取引に関して契約書を全く取り交わさない、あるいは、不備のある契約書を作成したことが原因で、後日紛争が生じ、その紛争を解決するために多大なコストが発生することも少なくありません。こうした事態を防ぐには、貿易取引を始めるにあたって、どのようなリスクが存在するかをあらかじめ認識し、そのリスクを回避するために、契約上取りうる手段を押さえておくことが必要不可欠です。
 そこで今回は、貿易取引に伴う典型的なリスクを回避するという観点から、契約書作成段階で実務上必ず押さえておくべき重要なポイントについて、分かりやすく解説致します。
 関係者多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

◆日 時 2012年10月18日(木) 13:30〜16:30
◆場 所 大阪産業創造館 6階 会議室 A・B
◆講 師 日本商事仲裁協会 理事・大阪事務所長 大貫雅晴
◆受講料 当協会会員 ¥10,000  非会員 ¥15,000 (各1名に付き)
       お申込み後のキャンセルは出来ません。なお、代理出席は可能です
◆定 員 70名(先着順)

◆プログラム

◆Ⅰ 貿易契約の分類と契約書のスタイル

 1 長期契約と単発契約
 2 基本契約と個別契約

◆Ⅱ 契約成立過程の諸問題とその対応

 1 申込と申込の誘引
 2 申込の撤回可能性
 3 承諾の要件と条件付承諾、反対申込
 4 書式の戦い(battle of forms)

◆Ⅲ 貿易契約主要条件の諸問題とその対応

 1 価格条件について
   価格の表示と貿易条件(FOB,CIF)
   価格表の作成と価格の変更
   外貨建と為替相場リスク対応

 2 数量条件について
   数量単位表示(度量衡)
   引渡の数量過不足リスク

 3 引渡条件について
   インコタームズ(INCOTERMS2010)
   物品引渡場所
   危険と所有権の移転

 4 納期について
   納期厳守とペナルティー条項
   不履行と不可抗力免責

 5 品質条件について
   物品の適合性、warranty、責任制限規定
   物品検査と不適合(瑕疵)通知義務

 6 決済条件について
   決済方法の選択と与信リスク対応
   信用不安の抗弁権
 
Ⅳ 貿易契約に関連する諸問題とその対応

 1 知的財産権問題
 2 製造物責任問題
 3 法令順守問題

Ⅴ 準拠法とウィーン売買条約

 1 ウィーン売買条約の適用
 2 準拠法条項
 3 ウィーン売買条約を採用する合意規定
 4 ウィーン売買条約の適用を排除する合意規定


 質疑応答

講師紹介
大貫 雅晴(おおぬき まさはる)
一般社団法人日本商事仲裁協会理事、関西大学(国際商契約論・紛争論)、京都産業大学法科大学院(国際取引法)講師、関西大学経済・政治研究所顧問。
国内外で各種の国際商取引契約に関するセミナーの講師を務めている。
著書・論文に「英文販売代理店契約−その理論と実際−」、「国際技術ライセンス契約」、「国際ライセンスビジネスの実務」、「国際契約−事例と対策−」、「販売・代理店契約シリーズ」、「貿易トラブルシリーズ」、「国際商取引のリスクマネジメント」、「判例ライセンス法」他多数。


■ お問合せ
日本商事仲裁協会大阪事務所  TEL 06-6944-6164  FAX 06-6946-8865
〒540-0029 大阪市中央区本町橋2-8 大阪商工会議所ビル5階

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