2015年2月12日「国際ビジネス紛争で負けないためのエビデンス作成・管理の戦略−ディスカバリー・弁護士依頼人秘匿特権の積極的活用も交えて−」(大阪)

 海外企業との取引において紛争はつきものです。紛争が生じた場合、自社の主張に説得力を持たせて有利な形で相手企業と交渉をするためには、自社にとって有利な客観的な証拠が適切に管理・保存されていることに加え、自社にとって不利な証拠の提出を強制されないことが極めて重要です。しかし、日常の適切な文書作成と管理の重要性についての意識が低いために、あるべき証拠書類が作成・保存されていない、あるいは、不適切・不正確な言い回しの文書の提出を余儀なくされることが原因で、自社に不利な形で和解に応じざるを得ないケースが少なくありません。実際に仲裁や訴訟に至った場合、たった1つの客観的な証拠がその結果に大きな影響を及ぼすこともあります。
 そこで今回は、米国訴訟におけるディスカバリー対応を含め国際ビジネス紛争に関する多数の相談に応じておられる酒匂景範弁護士を講師にお迎えし、国際ビジネス紛争で負けないために、証拠書類の作成や管理にあたって日頃から必ず実践しておくべきポイントと実際に紛争が発生した場合の対応をご解説頂きます。
 国際ビジネスに関与される営業担当、法務総務担当など全ての方にとり重要なセミナーとなっております。多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

◆ 日 時  2015年2月12日(木)13:30〜16:30
◆ 会 場  大阪産業創造館 6階 会議室 E
◆ 講 師  酒匂 景範 (弁護士・NY州弁護士、弁護士法人大江橋法律事務所)
◆ 受講料  会員 11,000円  非会員 16,000円 (各1名に付、テキスト代及び消費税含)
         お申し込み後のキャンセルはできません。なお、代理出席は可能です。
◆ 定 員  70名(先着順)

◆ プログラム

Ⅰ 国際ビジネス紛争における証拠の役割

  1 そもそも「証拠」とは何か
  2 紛争解決における証拠の機能・役割

Ⅱ 証拠収集に関する重要概念

  1 ディスカバリー 〜自社が保有する文書を相手に開示しなければいけない?〜
   1) ディスカバリーとは
   2) ディスカバリー対応の重要性
     ・ドキュメント・レビューの実態
     ・文書保存義務とその義務違反に対する制裁の重さ

  2 秘匿特権等 〜自社が保有する文書を相手に開示せずに済む?〜
   1) 秘匿特権とは
   2) 弁護士依頼人秘匿特権
   3) ワーク・プロダクト
   4) プロテクティブ・オーダー

  
Ⅲ 国際ビジネス紛争を見据えた文書の作成・管理

  1 文書作成時の留意点
   1) 日常的な文書作成における注意点
   2) 弁護士依頼人秘匿特権の活用

  2 文書管理に関する留意点
   1) 文書管理規程
   2) 電子データの保管
   3) 制裁の対象となる証拠廃棄等の防止
   4) 社内研修
   5) 定期的な監査

Ⅳ 国際ビジネス紛争における証拠の収集・提出

  1 自社の証拠の収集・提出
  2 相手方の証拠の収集
 

質疑応答

<講師紹介>
酒匂 景範(さこう かげのり)

2001年 京都大学法学部卒業
2002年 弁護士登録(大阪弁護士会)
弁護士法人大江橋法律事務所入所
2009年 UC Berkeley School of Law 修了(LL.M.)
2009年〜2010年 Weil, Gotshal & Manges LLP(Silicon Valley office)勤務
2010年 ニューヨーク州弁護士登録

■ お問合せ
日本商事仲裁協会大阪事務所  TEL 06-6944-6164  FAX 06-6946-8865
〒540-0029 大阪市中央区本町橋2-8 大阪商工会議所ビル5階

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