2015年10月22日「英文貿易売買契約書のドラフティング実務−トラブル事例から学ぶリスクマネジメント−」(大阪)

 海外企業との貿易取引においては、国内売買にはないリスクが多数存在します。言語、文化、商習慣や法制度などにおいて相手方と様々な違いがあることや、貿易取引の実行プロセスで生じうる実務上の問題を、交渉段階であらかじめ察知し、契約書等で対処することが出来なかったことが原因で、取引開始後に大きなトラブルが生じることも少なくありません。
 そこで今回は、6つの主要な貿易取引条件に焦点を当て、そこから発生しうるリスクをコントロールするための英文契約書のドラフティングのポイントを、事例も交えて分かりやすく解説致します。また、契約解釈のベースとなる準拠法条項や、万が一紛争に発展した場合を想定した紛争解決条項のドラフティングのポイントも解説します。
 本セミナーは、貿易取引はもちろんのこと、他の国際取引においても応用可能なリスク管理と契約書のドラフティングの基礎を習得する格好のセミナーとなっておりますので、海外営業担当、法務担当者のみならず海外取引に携わる全ての皆様に幅広くご参加頂きたく、ご案内申し上げます。


◆日 時 2015年10月22日(木) 13:30〜16:30
◆場 所 大阪産業創造館 6階 会議室 A・B
◆講 師 大貫 雅晴 (日本商事仲裁協会 理事・大阪事務所長)
◆受講料 当協会会員 ¥10,000  非会員 ¥15,000 (各1名に付き)
◆定 員 70名(先着順)

◆プログラム

Ⅰ.契約成立過程のリスク対応

1. 相手方の調査・確認に伴うリスク対応
2. 契約成立方式の自由に伴うリスク対応
3. 相手方から送付される印刷書式に伴うリスク対応

Ⅱ.貿易取引の主要条件のドラフティング

1. 価格条件のリスク
  1) 建値と価格表示
  2) 価格表の作成と価格変更
  3) 外国為替相場変動リスク

2. 引渡条件のリスク
  1) 物品の引渡と貿易条件(CIF、FOB他)
  2) インコタームズ2010規則
  3) 物品の危険と所有権の移転

3. 納期(船積)条件のリスク
  1) 納期の表示とリスク
  2) 納期厳守条項とペナルティ条項
  3) 不可抗力と不履行免責 
 
4. 品質条件のリスク
  1) 契約不適合、瑕疵担保リスク
  2) 買主の物品検査、通知義務
  3) 保証制限規定

5. 数量条件のリスク
  1) 数量単位の表示リスク
  2) 数量の契約適合性、数量過不足リスク
  3) 数量の概数表示、more or less clause

6, 決済条件のリスク
  1) 決済条件の種類とリスク
  2) 与信とリスク担保
  3) 信用不安の抗弁と履行停止
  4) 代金債権の管理と消滅時効リスク

Ⅲ.準拠法・紛争解決条項のドラフティング

1 準拠法条項
  1)ウィーン売買条約(CISG)の適用と排除
    ①CISGの適用範囲
    ②CISGの適用排除
  2)準拠法条項
    ①準拠法条項の種類
    ②準拠法条項とCISGの適用

2 紛争解決条項
  1)裁判
    ①国際民事訴訟の問題点
    ②裁判管轄条項
  2)仲裁
    ①国際商事仲裁のメリット
    ②仲裁条項規定のリスク
    ③仲裁条項起案のポイント


質疑応答


講師紹介
大貫 雅晴
一般社団法人日本商事仲裁協会理事・大阪事務所所長
公益社団法人日本仲裁人協会理事・関西副支部長
関西大学経済・政治研究所顧問
関西大学、同志社大学、京都産業大学法科大学院講師
 
国内外で各種の国際商取引契約に関するセミナーの講師を務めている。
著書に『海外販売・代理店契約−その理論と実際− 第2版』、『貿易売買契約とリスク対応実務』、『国際技術ライセンス契約の実務—三訂版』、『国際契約—事例と対策—』、他著書、論文多数

■ お問合せ
日本商事仲裁協会大阪事務所  TEL 06-6944-6164  FAX 06-6946-8865
〒540-0029 大阪市中央区本町橋2-8 大阪商工会議所ビル5階
   

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