仲裁

実績

申立件数

2015年から2019年までの申立て件数は計74件であり、このうち、82%は、いずれかの当事者が外国企業又は外国人である事件(以下、本統計においては「国際仲裁事件」)です。

2019年には、1件の緊急仲裁手続の申立てがありました。この緊急仲裁手続は、緊急仲裁人選任後に申立ての取下げにより終了しました。

暦年 申立件数
2015 20
2016 18
2017 14
2018 13
2019 9

当事者の国籍

2015年から2019年までに申立てられた仲裁事件について、最も多く当事者となった上位5カ国・地域(日本を除く)は、中国、韓国、台湾、米国、タイです。また、当事者の国・地域は24に及びます。

グラフ:当事者の国籍

グラフ:当事者の国籍
申立人 被申立人 合計
Africa
1 ナイジェリア 0 1 1
Americas
2 イギリス領バージン諸島 1 1 2
3 メキシコ 1 0 1
4 米国 3 4 7
Asia & Pacific
5 バングラデシュ 0 1 1
6 中国* 7 14 21
7 日本 52 42 94
8 ヨルダン 0 1 1
9 クウェート 1 1 2
10 ラオス 0 1 1
11 マレーシア 1 1 2
12 ミャンマー 0 1 1
13 パキスタン 0 1 1
14 サウジアラビア 1 1 2
15 シンガポール 2 0 2
16 大韓民国 2 11 13
17 タイ 3 3 6
18 台湾 3 4 7
19 アラブ首長国連邦 2 2 4
20 ベトナム 1 0 1
Europe
21 フランス 0 1 1
22 ドイツ 0 1 1
23 スペイン 0 1 1
24 英国 1 0 1

*中国メインランドが16(申立人:5、被申立人11)、香港が4(申立人:2、被申立人:2)、マカオが1(被申立人:1)です。

仲裁人の国籍

2015年から2019年の間に、国際仲裁事件において、100名の仲裁人が選任され、そのうちの約44%が外国籍の仲裁人です。その国籍は下記のとおりです。

大陸法系:
ドイツ、ベルギー、韓国、中国、オーストリア
英米法系:
米国、オーストラリア、シンガポール、英国、カナダ
グラフ:仲裁人の国籍

手続言語

2015年から2019年に申し立てられた国際仲裁事件のうち手続言語が英語の割合は53%であり、中国語の割合は4%です。

グラフ:手続言語

紛争金額

2015年から2019年に申し立てられた仲裁事件において、紛争金額の合計は約1兆円、最高額は約7700億円です。

2015年から2019年に申し立てられた74件の仲裁事件において、商事仲裁規則及びインタラクティヴ仲裁規則において迅速仲裁手続が適用される基準となる紛争金額が5000万円未満の事件は、12件(約18%)です。

平均手続期間

2010から2019年の間に終結した仲裁事件において、平均手続期間(仲裁申立てから仲裁判断まで)は16.6か月です.