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【終了】仲裁セミナー「国際仲裁活用に向けてあと一歩」3回シリーズ 第3回「契約準拠法・仲裁地・仲裁機関の選び方~ドラフティングに関する検討事項~」(無料)(2022年10月6日開催)(登録者数341人)

本セミナーは2022年10月6日に終了いたしました。

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本セミナーシリーズでは、仲裁制度に関して一応の知識はあるものの、実際の国際商事取引で発生した紛争の解決として仲裁の活用に踏み切れない(国際仲裁の経験がない、あるいは経験の少ない)企業の皆様に対して、仲裁活用を検討する上で、社内の意思決定の過程で想定される論点について解説を行い、質疑応答を交えながら、仲裁活用への後押しを図ります。

今回は「契約準拠法・仲裁地・仲裁機関の選び方~ドラフティングに関する検討事項~」と題して、仲裁条項のドラフティングの問題を取り扱います。国際取引の契約書では、仲裁条項のドラフティングが不十分で、かえって紛争を引き起こしてしまうケースが後を絶ちません。こういった紛争はトラブルになりやすい点を理解して仲裁条項をドラフトすることで防止できる場合が大半です。本セミナーでは、仲裁条項のドラフティングをマスターすることを目指します。2021年に改正されたJCAA仲裁規則等、企業の担当者が知っておくべき主要仲裁機関の仲裁規則の特徴についても解説します。

なお、本セミナーはJCAA主催、日本貿易振興機構(ジェトロ)後援にて実施されるものです。

日時

2022年10月6日(木)14:00 ~ 15:30

配信方法・場所

Zoom を使用したオンラインセミナー(ライブ配信)

講師

緑川 芳江 氏 (三浦法律事務所パートナー弁護士)


東京大学法学部卒業・同法科大学院修了、コロンビア大学ロースクール(LL.M.)修了。2007年弁護士登録(第二東京弁護士会)、2015年ニューヨーク州弁護士登録。森・濱田松本法律事務所等を経て、三浦法律事務所設立パートナー。国内外の訴訟・仲裁・調停等紛争案件を中心にビジネス法務を手掛け、日本およびシンガポールの大手法律事務所での勤務経験を通じ、国際的な実務に即したアドバイスを提供する。JCAA、SHAC(上海仲裁委員会)仲裁人。The Best Lawyers in Japan(Litigation)2021~2023, the Arbitration Expert of the Year in Japan (Global Advisory Experts’ Annual Awards 2022), Arbitration Expert in Japan (Advisory Excellence)等選出。
 

受講料

無料

定員
500名(但し、事前登録制)
プログラム

【プログラム】
1.仲裁条項の効果的ドラフティングで無用な紛争を回避する 
(1)国際仲裁では国内訴訟で争点にならないことまで争いになる
(2)「二重手続き」の悪夢
(3)国際仲裁の泥沼化を避ける3つのポイント

 

2.仲裁条項のドラフティング(基礎編) 
(1)仲裁機関の選択
(2)仲裁地の選択
(3)契約準拠法、言語、仲裁地の組み合わせで「ホームゲーム」に近づける
(4)混同しがちな3つの準拠法(契約準拠法、手続準拠法、仲裁合意の準拠法)

 

3.仲裁条項のドラフティング(実践編) 
(1)製造委託契約
(2)関連契約がある場合
(3)中国企業との契約
(4)問題のある仲裁条項であることが発覚した場合の対処法

 

4.質疑応答 
 

お問い合わせ

一般社団法人日本商事仲裁協会 広報部 西村

TEL :03-5280-5181      Mail:webinar@jcaa.or.jp