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ウェビナー(オンラインセミナー)のご案内

【終了】貿易実務セミナー「国際ビジネスで起きやすい誤解の実例とその回避策」(無料)(2022年10月21日開催)(登録者数333人)

本セミナーは2022年10月21日に終了いたしました。

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言葉・文化・歴史・宗教、そして生活様式もそれぞれ異なる人々の間で行われる国際ビジネスでは、その異質性に起因する誤解が思わぬ障害の原因となり、商談の進行や契約の締結に妨げとなることがあります。

誤解は、お互いが言葉の意味を取り違える結果、言葉が指示する対象物の意味を当事者たちが分かちあえないときに起こります。コミュニケーション理論でbypassingと呼んでいるこの「意味の取り違え」は、多くの場合、メッセージの発信者と受信者が帰属する集団・社会・国家や文化圏の違いから発生します。よく言語と文化は切り離せないと言われますが、言葉の意味は文化によって異なっているものです。文化が異なれば、辞書的には同等な意味であるとされる2語の間にも溝があることはよく知られています。

本ウェビナーでは、国際ビジネスで起きる誤解の実例を取り上げ、それはなぜ起きるのかを考察し、どのようにすれば誤解を予防できるのかその回避策を紹介します。

なお、本セミナーはJCAA主催、日本貿易振興機構(ジェトロ)後援にて実施されるものです。

日時

2022年10月21日(金)14:00 ~ 15:45(質疑応答の時間(15分)を含む)

配信方法・場所

Zoom を使用したオンラインセミナー(ライブ配信)

講師

亀田 尚己 氏(同志社大学名誉教授)

 

日本大学商学部卒業、同大学院商学研究科商学専攻博士課程単位取得退学。1971年株式会社タモン設立参加、同社代表取締役社長、取締役会長を経て、1993年同志社大学に奉職。商学博士(同志社大学)。商学部教授、大学院商学研究科教授、アメリカ研究所所長を務める。同志社大学名誉教授。国際ビジネスコミュニケーション学会理事長を兼任(~2010年)。専門分野は異文化ビジネスコミュニケーション、国際交渉、国際ビジネス英語。関連著書も多数執筆し、現在も講演・研修活動を精力的にこなしている。

受講料

無料

定員
500名(但し、事前登録制)
プログラム

【プログラム(予定)】

1.   理論編: 誤解とは何か、なぜ起きるのか

誤解とは、発信者と受信者が知識を共有できないことから、其々の思考内容のコピーを相手の頭の中に創り出すことができない現象であることを例示し、理論的に解説します。

 

2.   実例編: 国際ビジネスで起きる誤解の実例

国際ビジネスで実際に起きた誤解を、国際ビジネス用語・文化や地域の慣習・日常用語・日本語と英語の違い、などに分類し、それぞれ具体例を挙げて詳説します。

 

3.   原因編: 国際ビジネスで起きる誤解の原因

国際間で実際に起きた誤解を、知識の欠如・個人や民族の特性・風習・一般合意の有無・自己中心的な判断などに類別した上で、その原因や理由について考察していきます。

 

4.   回避策: 国際ビジネスで起きる誤解の予防

国際ビジネスで起きる誤解を回避する方法を、心構えと方略の面から検討し、海外出張・ビジネス交渉・ビジネスメール・社交などにおける誤解の回避策を紹介します。

お問い合わせ

一般社団法人日本商事仲裁協会 広報部 西村

TEL :03-5280-5181      Mail:webinar@jcaa.or.jp